第31回スペインギター音楽コンクール
10月13日(日)、日本・スペインギター協会主催の第31回スペインギター音楽コンクールが、東京都台東区のミレニアムホールにて開催されました。今年は日本・スペイン交流400周年とのことで支倉常長のスピリットも見守る中、55名が第二次予選(課題曲はアルベニスのタンゴOp.165-2)を競い、6名が本選に進みました。本選は課題曲:ソルのソナタOp.15-2、10分以内の自由曲(スペイン作品)。実力伯仲の演奏で、審査も難航したようですが、結果は以下の通り(カッコ内は自由曲)。
第1位:飯野なみ(ロドリーゴ:祈りと踊り)
第2位:猪井亜美(ブロストン:プレリュードとダンス、トゥリーナ:セビリャーナ)
第3位:長(おさ)佑樹(ロドリーゴ:祈りと踊り)
第4位:山本大河(アグアド:序奏とロンドOp.2-2)
第5位:山田唯雄(ロドリーゴ:祈りと踊り)
第6位:斎藤優貴(トローバ:ソナチネより第2、3楽章)
写真左から:斎藤優貴、山田唯雄、猪井亜美、飯野なみ、長佑樹、山本大河
得点はかなりの僅差で、6名全員が審査員から1位の票を得ているそうです。上位2名が女性というのも珍しく、喜ばしいことでした。詳しいレポートは現代ギター12月号で掲載します。お楽しみに!