物の見え方・聞こえ方

『このドレス、何色に見えますか?「青と黒」「白と金」人によって違う不思議!』
少し前に話題になっていたようなのですが、遅まきながら友人から聞きました(笑)
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みなさんは何色に見えました?(私は青黒派でした~)
ご存知の方も多いかと思いますので、私同様ご存じなかった方は、詳細は以下のサイトをご参照してみてくださいね♪
http://grapee.jp/32137

『見え方』って面白いな~と思い、色々検索をしてみると、性別の違いや、人種の違い、地域の違いによっても、見え方が異なる場合があるようです。
(参考:http://bettercolors.com/archives/437)
以前、某番組で見たのですが、世の中には紫外線が見える方も僅かにいらっしゃるんですよね!? 
その方の目に映る世界はよりカラフルだとか。(人と違うことで苦労もあるそうですが・・・)
人体って不思議ですね。
(参考:http://ameblo.jp/kumaga19/entry-11454906828.html

見え方ひとつとっても様々なら、ギターの聞こえ方にも違いがあるのかな?と思い、検索をしてみると、ギターではないけれど、「虫の音や雨音などを日本人は左脳で受けとめ、西洋人は右脳で聞く!?~日本語が作る脳~より」というサイトを発見しました。

>■虫の音に気がつかない!?
東京医科歯科大学の角田忠信教授が、1987年1月にキューバのハバナで開かれた第一回国際学会「中枢神経系の病態生理学とその代償」に参加した時の事である。開会式の前夜に歓迎会が開かれ、東欧圏から大勢の科学者が参加していた。キューバ人の男性が力強いスペイン語で熱弁をふるう。
しかし、教授は会場を覆う激しい「虫の音」に気をとられていた。なるほど暑い国だな、と感心して、周囲の人に何という虫かと尋ねてみたが、だれも何も聞こえないという。教授には「蝉しぐれ」のように聞こえるのに!
どうも日本人の耳と、外国人の耳は違いがあるようだ。

■左脳と右脳 
こうした聴覚の違いを切り口に、角田教授は日本人の脳が他の民族の脳と違う点を生理学的に追求してきた。その結果が驚くべき発見につながった。人間の脳は右脳と左脳とに分かれ、それぞれ得意分野がある。右脳は音楽脳とも呼ばれ、音楽や機械音、雑音を処理する。左脳は言語脳と呼ばれ、人間の話す声の理解など、論理的知的な処理を受け持つ。ここまでは日本人も西洋人も一緒である。
ところが、虫の音をどちらの脳で聴くかという点で違いが見つかった。西洋人は虫の音を機械音や雑音と同様に音楽脳で処 理するのに対し、日本人は言語脳で受けとめる、ということが、角田教授の実験であきらかになった。日本人は虫の音を「虫の声」として聞いているということになる。
このような特徴は、世界でも日本人とポリネシア人だけに見られ、中国人や韓国人も西洋型を示すという。さらに興味深いことは、日本人でも外国語を母語として育てられると西洋型となり、外国人でも日本語を母語として育つと日本人型になってしまう、というのである。脳の物理的構造というハードウェアの問題ではなく、幼児期にまず母語としてどの言語を教わったのか、というソフトウェアの問題らしい。

■左脳か、右脳かの実験
こういう実験で、いろいろな音で、左脳と右脳の違いを調べると、音楽、機械音、雑音は右脳、言語音は左脳というのは、日本人も西洋人も共通であるが、違いが出るのは、母音、泣き・笑い・嘆き、虫や動物の鳴き声、波、風、雨の音、小川のせせらぎ、邦楽器音などは、日本人は言語と同様の左脳で聴き、西洋人は楽器や雑音と同じく右脳で聴いていることが分かった。

■虫の音に聴き入る文化
松虫や鈴虫など、さまざまな虫がさまざまな声で鳴いている。それらの声に「生きとし生けるもの」のさまざまな思いが知られる、というのである。人も虫もともに「生きとし生けるもの」として、等しく「声」や「思い」を持つという日本人の自然観がうかがわれる。虫の音も人の声と同様に言語脳で聞く、という日本人の特性は、この文化に見事に照応している。

■犬は「ワンワン」、猫は「ニャーニャー」
角田教授の発見では、虫の音だけでなく、そのほかの動物の鳴き声、波、風、雨の音、小川のせせらぎまで、日本人は言語脳で聞いているという。これまた山や川や海まで、ありとあらゆる自然物に神が宿り、人間はその一員に過ぎないという日本古来からの自然観に合致している。

日本の子供が「ワンワン」と答えるのは当然である。親が犬を指して「ワンワン」と教えるのであるから。同様に猫は「ニャーニャー」、牛は「モーモー」、豚は「ブウブウ」、小川は「サラサラ」、波は「ザブーン」、雨は「シトシト」、風は「ビュウビュウ」。まるで自然物はすべて「声」をもつかのようである。

■人種ではなく、母語の違い
こう考えると、西洋型か日本型かは人種の違いではなく、育った母語の違いである可能性が高い。「日本人の脳」というより、「日本語の脳」と言うべきだろう。角田教授の今までの調査では、日本語と同じパターンは世界でもポリネシア語でしか 見つかっていない。

日本語を使うことによって、脳のはたらきに違いができるということは新たな発見でした。
「日本語の脳」というという定義は、東洋人、西洋人を考える上でも新たな切り口になるのではないかと思います。

日本語には様々な擬音語、擬声語があり、情緒的とも言われますが、日本語の持つ自然観のようなものが、日本人の持つ本源性や共感機能の深さと関わりがある気がします。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=156169より引用させていただきました)
(更なる元サイトはhttp://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h14/jog240.html

以上、私にとっては興味深いお話だったので、紹介させていただきました( ´ ▽ ` )ノ
楽しく読んでいただけたら幸いです♪
(って人様の記事コピーしただけでしょ( `Д´)/)