アリアからボールエンド付きの弦、新発売!

新製品の弦を紹介します。アリアの「ナイロン・ボールエンド US-400BE」。USはアメリカ製、BEはBall Endの略でしょう。

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弦自体は普通のナイロン弦ですが、留め玉(Ball)が片端(End)に付いているからボールエンドですね。エレキギターやアコースティックギター用の弦には必ずこれが付いています。弦交換の際に、ブリッジに弦を巻きつける手間が省けるので、非常に楽です。

ナイロン弦でもかつてアリアから「カスタムショップ・ボールエンドUS-440BE」というのが出ていましたが、正直なところ、弦に魅力が乏しく、あまり使われませんでした。今回の新製品は弦自体をブラッシュアップし、格段に良い音が出るようになりました。

テンションは今のところミディアムのみ。ボールエンドは低音弦にブロンズの玉(スチール弦とほぼ同じ)、高音弦に白いプラスティックの玉を使っています。この高音弦用の球は卵の殻の上下をカットしたような形で、そこに結び目を作った高音弦を通してあります。

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実際にギターに張ってみました。早い! 簡単! これなら初心者でも弦交換は抵抗が少ないですね。さらにマニアックなことを言うと、弦がブリッジに真直ぐに伸びるので、サドルに対する角度が鋭角になって、通常の巻き方より音の立ち上がりが早い......ような気がします。ダブルホールのブリッジやクリアトーンなどを使った際の効果と同じです。音程も合格点、音色も普通に良いです。

定価は1500円+税。現代ギターへの入荷は2月下旬~3月の予定。お楽しみに!。