チューナーって色々あるけど何が違うの?

皆さんはギターの音を合わせるとき、どうしていますか?

絶対音感があるから、耳だけで合わせるよ。
という方はご自分で、ご自由に合わせてください!

耳の訓練も兼ねて音叉で5弦をAの音を合わせて、
後はハーモニクスや押弦しながら合わせるのも良いでしょう。
最近はAの音も国際標準音の440Hzよりも少し高いピッチの方が音が華やかになる。等の理由で442Hzの音叉も売れています。

最も多いのはチューナーを利用されている方でしょう。
以前に主流だったのはこんな感じの箱型のチューナー。
4539442915161.jpgチューナーに内蔵されているマイクでギターの音を拾って、音を表示してくれます。
画面が大きくて見やすい。
メトロノームやレコーダー機能がついているものもある。
電池が長持ちする。などの理由で
今でもこちらがお好みの方もたくさんいらっしゃいます。

最近ではギターのヘッドに取り付けるクリップチューナーが人気です。
4959112134249.jpg小さくて、客席からは見えにくい。
ギターのヘッドの振動で音を拾う(ピエゾマイク)ので、重奏や合奏の時に他の人の音を拾わない。周りがうるさくても使える。
などが人気の理由です。

機能の面でも、色々違いがあります。

●基音の変更
先ほども触れたように、国際標準音は440Hzなので、通常はこの設定になっています。多くのチューナーはこの基音が変更できるように泣ています。華やかさを求めて少しピッチを上げたり、古楽の演奏のためにピッチを下げたりすることができます。ローコストの機種ではこれが変更できないものもあります。

●ギターモードとクロマチックモード
最近のチューナーはギターモードとクロマチックモードの両方を持っているものが多いようです。
ギターモードはその名の通り、ギターをチューニングするのに特化したモードです。ギターの開放弦の音のみに反応するため、初心者にはわかりやすいチューナーです。ただし、6弦をDに下げるなどの変調弦の場合、設定を変更するか、クロマチックモードに変更する必要があります。クロマチックモードは半音ごとに音名が表示されるモードです。変調弦などにも自在に対応できます。

●番外編「ローディー・ギター・チューナー」
これまでのチューナーの概念をがらりと変えるチューナーがあります。米国で開発された電動式自動ギターチューナー「ローディー・ギター・チューナー」です。
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スマートフォン(iPhone4s以降、Android 4.3以降)と連動し、自動的に糸巻きを巻き上げ、チューニングを行います。スマートフォンアプリを設定することにより変調弦、多弦にも対応。ギター(クラシック、エレキ、アコギ)の他、ウクレレ、マンドリン、バンジョーなどギターと同形状の糸巻きを持つ弦楽器に使用できます。社内でも試してみましたが、なかなか快適です。

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