日本人若手ギタリスト大活躍!

今年の4月号の表紙は、国内外で活躍する平成生まれの注目のギタリストが表紙にずらりと並び、好評をいただきました。

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ヨーロッパのコンクールを総なめにした斎藤優貴さん、名門日本コロムビアからアルバムデビューを果たした秋田勇魚さん、3枚目のアルバムをリリースした猪居亜美さんなど、彼らの活躍はとどまるところを知りません。

そんな中。今回は加藤早紀さん、藤元高輝さんのニュースです。

加藤早紀さんは11/21とちょっと先ですが、室内楽の殿堂、イギリスのウィグモア・ホールでのリサイタルです。日本でのデビューより先に、いきなりの国際デビュー。ジュリアン・ブリームが若手演奏家を支援する、ブリーム・トラストの推薦を受けてのコンサートだそうです。バッハの無伴奏チェロ組曲第6番、イギリスの現代作曲家コーウィの新作(世界初演)、テデスコのソナタ、ホセのソナタと大曲4曲をそろえる硬派のプログラム。期待が高まります。

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今年のハインスベルク国際ギターコンクールを制した藤元高輝さんは、9/10にこれまた硬派で知られる東京オペラシティの「B→C バッハからコンテンポラリーへ」に登場。ヘンツェの王宮の冬の音楽、バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番、アセンシオの内なる想い、テデスコの悪魔の奇想曲、ソルのソナタop.25、伊左治 直の新作(世界初演)と意欲的なプログラムです。

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この二人でピンときたあなた。相当なマニアです!
二人は今を遡る12年前。現代ギター社の40周年記念ガラコンサートに加藤さんは小学生、藤元さんは中学生で出演していたのです。

gala.jpg当時の写真はこちら

gala2.jpgこれだけのメンバーの中でも物おじせず、堂々とした演奏を披露したのが鮮明によみがえります。

お二人を含め、日本の若手が世界中で活躍されることを期待しましょう!