第56回東京国際ギターコンクール
12月14日(土)と15日(日)、第56回東京国際ギターコンクールが開催されました。今年からHAKUJUホールに会場を変更し、38人の応募者からテープ審査を通過した16人が14日に第二次審査を受け、それを通過した5名が15日の本選に臨みました(本選に残ったスペインのアンドレス・カンパナリオは無断欠席で失格)。本選の課題曲は三善 晃作曲〈エピターズ〉、自由曲は3つの時代にわたる20分以上30分以内の作品。
いずれも非常に高いレベルで、「国際」の名に恥じない世界のトップレベルの演奏が繰り広げられました。結果は以下のとおり。
第1位:マルコ・トプチ(ウクライナ)
第2位:空位
第3位:ウー・ヨウ(中国)
第4位:小暮浩史
第5位:トーマス・エリス(イギリス)
第6位:キャンベル・ダイアモンド(オーストラリア)
優勝したトプチは昨年の課題曲の失敗を乗り越えて、見事に全審査員一致の1位を獲得しました。第2位の空位、カンパナリオの欠席など、気になる話題は現代ギター2月号の特集で詳しくお伝えします。
写真左から:トーマス・エリス、ウー・ヨウ、マルコ・トプチ、キャンベル・ダイアモンド、小暮浩史